医学部受験の本番当日でありがちな失敗例
今回は、受験当日に普段の実力を存分に発揮できるよう、本番でありがちな失敗例をご紹介します。
自分だけは大丈夫と慢心せず、ぜひ参考にしてみてください。
①頭が真っ白になる
受験当日は、本番ならではの独特の張りつめた空気があるものです。
いくら普段通りにと思っていても、やはり緊張するでしょう。
例えば、英語の長文問題などで、難しい単語が並んでいるのを見た瞬間に頭が真っ白になって、問題文の内容が頭に入ってこなくなるというのは、よくある話です。
もしパニックになったら、いったんその問題を離れて別の問題を先に解くなど、落ち着きを取り戻す方法をぜひ身につけておきましょう。
②解けるはずの問題を解く時間がなかった
1つの問題を解くのにのめり込んで時間をかけすぎた結果、解けるはずの問題に時間を残せないという失敗もよくあります。
実は、僕は模試でこの経験をしたおかげで、本番では絶対に同じ失敗をしないように意識して臨むことができました。入試本番でなくて本当に良かったです。
③ケアレスミス
単純な計算ミスなどケアレスミスは、悔やんでも悔やみきれない失敗ですよね。
例えば、マークをずらして記入してしまうのもそのひとつ。
ずれていた部分を正しくマークし直している途中でさらにずれてしまったり、消しゴムで消していたら用紙が破れたり…。
どうにも収拾がつかなくなってしまい、まさに泣きっ面に蜂状態です。
マークをした後に1つずつ確認する習慣をつけておくなど、ちょっとした工夫で防げることは徹底的に防ぎましょう。
医学部人気は高く、毎年少ない定員に優秀な受験生がたくさん集まってきます。
そのため、小さなミスが合否の分かれ目になります。
ライバルたちに、簡単に差をつけられてしまいます。
医学部受験当日で得点を取るためのコツ
入試本番で実力を発揮するには、いくつかコツがあります。
僕が特に意識していたことをご紹介します。
①いつも通り淡々と解く
難しい問題や解けない問題が多いと感じると、自分でプレッシャーをかけてしまいパニックを起こしがち。
試験でいい点数を取ろうと思いすぎると逆効果になります。
やれることは全てやってきたのだから大丈夫と、いつも通り淡々と回答することに徹しましょう。
良い意味での諦めや割り切りも必要です。
②時間配分を意識する
医学部の入試問題の中には、正解を導き出すまでに非常に時間のかかるものもあります。
そのような問題にのめり込んで時間をかけすぎると、気づいた時には他の問題を解く時間がなくなっています。
時間さえあれば解けたはずの問題、あと少しで最後までできた問題が解けないまま時間切れになるのは、悔しすぎます。
まず、全体の問題にひと通り目を通して、時間配分をよく考えてから解き始めましょう。
まとめ
医学部受験では、毎日コツコツと勉強することはもちろん大切ですが、入試本番での得点力を高めることがとても重要です。
問題文の読み方や計算の仕方、マークをした後の確認など、ミスがさらなるミスを招かない対策をしっかり立てておきましょう。
受験当日に最高の力を発揮できるよう頑張ってくださいね。