医学部生のアルバイトは圧倒的に「教える系」が多い
医学部生って、アルバイトする時間なんてないのでは?とよく言われるのですが、実は意外とあります。
実習はだいたい15時か16時くらいに終わることが多く、遅くても18時には終わるので、アルバイトは可能です。
医学部生のアルバイトは、塾講師や家庭教師、採点バイトなど圧倒的に「教える系」の仕事が多いのが特徴。
時給がよく、教える経験を積める仕事に人気が集まっています。
今回は、そんな医学部生のアルバイト事情について解説します。
①塾講師
医学部生のアルバイトで人気があるのが、塾講師の仕事です。
中学生や高校生が学校の授業を終えて通ってくるのは夕方以降なので、医学部生の実習が終わってからの時間でもじゅうぶん間に合います。
18時~22時がゴールデンタイムですね。また、1回あたりの時間は2時間程度のケースが多く、時給は3000円前後のところが一般的です。
中には5000円~6000円くらいのところもあります。また、人気講師になると時給1万円をもらっているようなカリスマ的な人もいるのだとか。
僕はそこまでもらったことはありませんが、噂で聞いたことがあります。スゴイですよね。
②家庭教師
家庭教師のアルバイトをしている医学部生もたくさんいます。
塾講師と同じく、教える対象となる中学生や高校生が帰宅するのは夕方以降なので、実習が終わってからでもじゅうぶん間に合います。
稀に解剖実習などで20時くらいまでかかることもありますが、そんな時でも家庭教師だと融通がききます。
1回あたりの時間は、90分くらいのケースが多く、時給は2500円~3000円が一般的です。
先輩の紹介や口コミで見つける医学部生も多いですよ。
家庭教師紹介センターを通さずに個人で直接契約する場合だと、一般的な相場よりも好条件で依頼してくれる家庭もあります。
ただし、マンツーマンで教えるため、生徒との相性が重要なポイント。
こちらがいくら頑張って教えていても、相性が合わなければ解約されてしまうリスクが常にあります。
③採点バイト
採点バイトも医学部生に人気のアルバイトです。大手予備校や塾などでよく募集しています。
時給は塾講師や家庭教師と比べると安くて、1000円~1500円のところが多いですが、難易度の高い模試の採点だと5,000円くらいになることもあります。
時間の縛りがなく、在宅で出来高制のところもあるので、好きな時に自由にできるのが魅力。
空き時間を有効に使えて、不定期で無理なく続けられるのも嬉しいですね。
まとめ
塾講師や家庭教師のアルバイトのメリットは、授業の終わった夕方から夜にかけて働けて、短時間で高時給であること。
多忙な医学部生でも効率よく稼げます。
また、自分自身が乗り越えてきた受験の経験を活かせるという強みもあります。
ただ、高い時給をもらうからには、期待に応える指導をして結果を出さなければなりません。
下準備にかかる時間も必要になってきます。
自分の勉強時間がなくならない程度に、知識と行動をお金に変えられるアルバイトが理想的です。