苦手な物理に強くなる!医学部物理の参考書と勉強方法【完全版】

医学部受験におすすめの物理参考書

物理は基礎さえしっかりとわかってしまえば、高得点を取りやすい科目だと言われています。
なので、もし苦手な人がいたら、とてももったいないです。
今回ご紹介するおすすめの参考書を使って、ぜひ苦手を克服して物理に強くなってほしいと思います。

参考書「宇宙一わかりやすい物理」

画像引用元:https://is.gd/YcaNap

まず最初に読んでほしいのが、「宇宙一わかりやすい物理」です。この本で、物理の基礎をしっかり理解しましょう。
とてもわかりやすく書かれているので、物理が得意な人が見たら「医学部受験には簡単すぎるのでは?」と感じるかもしれません。
でも、基礎は本当に大切で、ここで物理の本質を理解できるかどうかが、その先の応用にも大きく影響してきます。

絶対に読み飛ばさず、丁寧にきちんと理解できるまで何度でも繰り返し読み込んでくださいね。
本当に充実した内容なので、とにかくおすすめです!

基礎問題集「セミナー物理」

画像引用元:https://is.gd/0qokV1

「セミナー物理」は、多くの高校で副教材として導入されています。
なので、受験物理の問題集の中では、使っている人が一番多いのではないでしょうか。
「セミナー物理」の効果的な使い方は、参考書ではなくあくまでも問題集的に使うこと。

早い段階で取り組んで基礎力を定着させて、サクッと終わらせちゃうのがベストです。

応用問題集「名問の森」

画像引用元:https://is.gd/tjtWU6

「名門の森」は、応用的な問題集です。「力学・熱・波動1」と「波動2・電磁気・原子」の2冊に分かれています。
どちらも薄い問題集ですが、とても丁寧に解説されているのでわかりやすさは抜群です。
基礎的な問題集と合わせて使うことで、何となくわかった気になっていた問題のおさらいができます。

物理で他教科の足を引っ張りたくない、平均的な点数が取れるようになりたいという受験生に最適です。

医学部物理の勉強方法

物理が苦手、時間をかけて勉強しても成績が伸び悩んでいるいう受験生は結構います。
その理由として一番多いのが、そもそも物理の勉強法が間違っているというケースです。

・公式に当てはめて解いているだけで、本質を理解できていない
・基礎ができていない状態で、応用問題集に手をつけている

2つのうちのどちらか、あるいは両方に当てはまっている人は、これを機に勉強方法を見直してみましょう。
ここからは、医学部合格のための、物理の勉強方法について解説します。

①参考書を読み込む

物理は、参考書を読み込んでしっかりと本質を理解してから問題集を解かないと、入試本番で臨機応変に問題に対処できません。
僕は「宇宙一わかりやすい物理」をボロボロになるまで使い倒しました。

志望校によっては、この参考書をしっかり読み込んで、別冊問題を徹底的にこなしたら合格レベルに到達すると言われるほどです。
ファーストステップとして、ぜひ実践してみてください。

②基礎問題集を解く

「宇宙一わかりやすい物理」で基礎をしっかり身につけたら、次は基礎問題集を解いて知識を定着させる段階です。
この順番を間違えると、時間ばかりかかって力がつきません。

また、公式だけを暗記するような勉強法では、応用問題になった途端に式すら立てられなくなってしまうので危険です。

③応用問題集を解く

「セミナー物理」をひと通り終えたら、さらにレベルの高い問題集に移っていきましょう。
「名門の森」には難問も多く載っていますが、解説が非常にわかりやすいのでおすすめ。
僕も入試直前まで何度も読み返しましたよ。

物理の参考書に+αで医学部予備校なら確実に力がつく

物理は根本がしっかりと理解できていないと、少し応用問題が出ただけで太刀打ちできなくなってしまいます。
今回僕が紹介した3冊の参考書を活用しながら、さらに医学部予備校で学ぶことで確実に力がつきます。

医学部専門の予備校では、医学部受験に欠かせない理系科目の充実した授業が受けられます。
苦手科目や苦手分野は、個別指導で集中的に取り組むのも効果的です。

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